回転計レンタル一覧 (比較表/特徴)
回転計(タコメーター)は、回転数を測る測定器です。回転体に接触して測るタイプと非接触で測るタイプがあり、接触タイプは回転物に接触子を直接押し当てるため、手早く計測できます。非接触タイプは反射マーク(シール)を回転物に貼って測定するため、高回転物や高温物でも計測できます。また、接触式・非接触式両用の回転計もあり、アナログ・パルス出力標準装備となっています。主に回転機器のメインテナンス、エンジン・電動機(モーター)・発電機・タービンなどの回転速度に使用いただいています。
回転計のレンタルなら、多種多様にレンタル機材が揃う株式会社メジャーへ。全国対応および当日発送可能、最短では翌日から手軽に機材をご利用できます。機種のお問い合わせ、機材の使い方、機能、価格など何でもご相談ください。また、お客様の機器のメンテナンス点検・校正サービスも行っております。
※回転計のレンタル機材は5機種ございます。
回転計の特徴
(詳細な情報は「機材の詳しい情報」ボタンを押下してご覧ください。)
No.1
|
ディジタルハンドタコメータ HT-5500の特長 |
・メモリー機能搭載
・接触・非接触測定両用タイプ
・アナログ・パルス出力標準装備
・ピークホールド機能搭載
・バックライト付き大型LCD
・三脚取付対応 |
ディジタルハンドタコメータ HT-5500の測定項目 | | メーカー:小野測器 |
ディジタルハンドタコメータ HT-5500の測定項目 | |
メーカー | 小野測器 ※機材の詳しい情報より 詳細情報をご覧下さい。 |
|
No.2
|
ハンドタコメーター HT-3200の特長 |
○0.5r/minの低速から10,000r/minまで測定可能(周速度:0.05から1000.0m/min)
○小型・軽量ボディに大型液晶表示器を採用(文字高10.5mm)
○測定結果の確認に便利なメモリー機能付き
○接触子を付属の周速リングと交換すると、周速の測定ができる2役タイプ
○周速リングを収納するポケット付き
○電源スイッチOFF後、最終測定値を約30秒間継続表示
○電池の交換時期を表示 |
ハンドタコメーター HT-3200の測定項目 | | メーカー:小野測器 |
ハンドタコメーター HT-3200の測定項目 | |
メーカー | 小野測器 ※機材の詳しい情報より 詳細情報をご覧下さい。 |
|
No.3
|
ハンドタコメーター HT-4200の特長 |
・129×62×26.4mm、90g の小型・軽量非接触測定タイプ
・視認性に優れた大型液晶表示(文字高さ10.5mm)
・回転速度測定範囲 30 〜 50,000 r/min のワイドレンジ (反射マーク1枚使用時)
・測定結果確認に便利なメモリー機能付き
・複数枚の反射マーク信号入力対応、4r/minの低速回転速度測定もOK |
ハンドタコメーター HT-4200の測定項目 | | メーカー:小野測器 |
ハンドタコメーター HT-4200の測定項目 | |
メーカー | 小野測器 ※機材の詳しい情報より 詳細情報をご覧下さい。 |
|
No.4
|
接触回転計 ハンドタコメーター HT3100の特長 |
転測定範囲 1.5〜10,000 r/min
使い易さと高性能を両立させた小型ハンディタイプの接触式ディジタル回転計です。片手で持ちながら軽く回転軸に押しあてるだけで手元の表示器でr/min直読の測定結果が得られます。
周速リングを組み合せ、m/minまたはmm/sのライン速度測定も可能です
モードの切り替えにより1.5〜10,000 r/minまで測定可能な接触式回転計です
測定スイッチを押している間は1秒毎に測定表示値が変わる自動繰返し測定
周速リング使用により、周速計としても使用できます
測定後約1分間最終測定値をホールド表示します |
接触回転計 ハンドタコメーター HT3100の測定項目 | 回転数測定・回転数計測
回転測定・回転計測 | メーカー:小野測器 |
接触回転計 ハンドタコメーター HT3100の測定項目 | 回転数測定・回転数計測
回転測定・回転計測 |
メーカー | 小野測器 ※機材の詳しい情報より 詳細情報をご覧下さい。 |
|
No.5
|
非接触回転計 ハンドタコメーター HT-4100の特長 |
回転測定範囲 30 〜 50,000 r/min
使い易さと高性能を両立させた小型ハンディタイプの非接触式ディジタル回転計です。回転の目印となる反射マークを軸に1枚貼り、本器をマークにむけて測定ボタンを押すだけで、30 〜 50,000r/minまで直読、高精度の測定結果が得られます。
光で測定を行なう非接触方式ですからきわめて安全、さらに回転体に余計な力や負荷をかける心配もなく、安心した測定が可能となりました。
測定スイッチを押している間は1秒毎に測定表示値が変わる自動繰返し測定
最終測定値を約1分間ホールド表示するデータホールド機能
回転信号の目印となる反射マークを正確にとらえていることを赤ランプで示します。回転軸を見なくても、焦点を合わせることができます
回転測定範囲が30 〜 50,000 r/minとワイドレンジな非接触式回転計です |
非接触回転計 ハンドタコメーター HT-4100の測定項目 | 回転数測定・回転数計測
回転測定・回転計測 | メーカー:小野測器 |
非接触回転計 ハンドタコメーター HT-4100の測定項目 | 回転数測定・回転数計測
回転測定・回転計測 |
メーカー | 小野測器 ※機材の詳しい情報より 詳細情報をご覧下さい。 |
|
回転計の測定に関するアドバイス
回転計とは何か
回転計とは、回転するものがどれだけ回転しているかを測定する計器です。瞬間的な回転速度を測定するタコメーターというタイプと、積算回転数を測定するタイプという2種類に大別されています。前者のタコメーターというと、一般的に車についている計器がなじみ深いと思われますが、広義にはさらに回転軸や回転体の回転速度を測定する計器のことも回転計と呼ばれます。回転の速度は一定時間内の回転数で表され、この回転の速さを測定する仕組みがあります。
回転計には測定方法により2つのタイプに分けられています。1つは接触タイプであり、名前の通り回転計を回転物に接触させて計測するタイプです。メリットとして、直接回転物に押し当てるので、計測が手早くできます。非接触タイプは回転物に反射マークを貼って計測する方式で、高回転物や高温物でも計測できるメリットを持っています。また、この2つのタイプが合わさった両用のものもあります。どれも計測値にそれほどの誤差は見られませんが、接触型は回転物に直接触れる必要性があり、非接触型は触れる必要はありません。
現在は、回転計は多種多様なものが売られています。高耐久で単三電池により使用できるもの、水分や油分に強いため作業現場でも使えるものなど様々なものがありますので、用途と目的を考えたうえで選ぶとよいでしょう。
自動車におけるタコメーターの役割
回転計のことをさらに理解するためには、自動車についているタコメーターについても詳しく知っておくことが必要となります。現在ではAT車が増えてきているため、タコメーター非装備の車種も多くなってきています。そのためタコメーター必要性、どのように見ればいいのかが分からない人も増えていますが、タコメーターは使い方次第では有用である計器です。
車のタコメーターとは、エンジンの回転数を表示する測定器です。この回転数は、現在の運転状況を理解するための大きな手掛かりになります。基本的に、タコメーターは速度計の隣にあることが多いです。目盛が1から8程度まであり、目盛を見ることでエンジンにどれだけ負荷がかかっているかということや、燃費の効率などが分かるようになります。
タコメーターの見方については、まず、目盛1つが1000回転を示しています。目盛の最上値付近にレッドゾーンという名称の2目盛ほどの赤字部分があり、ここに針が来ると回転数が過度に上昇しており、エンジンに負荷がかかりすぎているということより、効率の悪い運転をしている、ということが読み取れます。効率の悪い運転を続けるのであれば故障の原因になる可能性もあるので注意が必要です。ただ、AT車はコンピュータ制御のシステムになっているので、通常運転では回転数が上がりすぎてレッドゾーンに針が来ることはほとんどありません。
タコメーターと呼ばれる回転計にはいくつかのメリットがあります。中でも最大のメリットは、エンジンを効率よく動かせるという点です。燃費効率が一番良い回転数は2,000回転であり、最も安定している運転かつ効率が良い状態です。そのことから、常に3000回転以上にならないような運転を意識することが重要となります。
エンジン効率が良いか悪いかは、タコメーターを見る必要があります。正確な回転数を知っておくことで燃費の良い運転を心がけることができるようになります。普段、私たちは運転の最中にあまり燃費の良しあしを感じることはないでしょう。それでもタコメーターを見ることで燃費に対して意識が向き、加えてそれがエコドライブにもつながっていきます。
回転計の利用と選び方、使い方
回転計は回転するものを測定する計器であることから、用途は広範囲にわたります。例えば、色々な工業用エンジンの回転数を知ることで、調子を把握することができます。工業用エンジンも車のエンジンと同様に、回転数が上がりすぎれば故障する原因となるのみならず、機械自体の寿命が短くなる場合もあります。逆に、回転数が低下すれば作業効率が低下したり、完成品の精度が悪くなったりすることもあります。回転数は燃費と関連があるので、効率的な回転数が分かることで、仕事の精度と燃費効率を改善することができます。
回転計は、機器の定期的な計測によりで劣化をいち早く見つけることができるようになるため、機器のメンテナンスにも利用することができます。機器の不調の早期発見および迅速な修理は、機器の寿命にもかかわってきます。
回転計は子供の教材として役立てることもできます。扇風機、電子レンジなど、私たちの身の回りには回転することでその機材の目的を果たしているものが数多存在します。子供に回転がどのような力を生み出すか教えることで、考える力が身につき、ひいては豊かな発想力を持たせることにつながります。回転するものを計測することで、子供が様々なことに興味を持つきっかけとなるでしょう。
回転計を選択する際は、接触タイプか非接触タイプかを選ぶ必要があります。触ると危ないものや事故の危険性があるものを測定する際には、非接触タイプを選ぶとよいでしょう。
使い方に関しては、接触タイプは計測したいものの外周、もしくは中心部に接触センサーを押し当てるというものです。このようにすることで周速が測れますし、中心部であれば回転数も分かります。高速回転するものや温度が高いものを計測する時は、非接触タイプで計測を行います。レーザーや赤外線センサーで計測するので、振れる必要がないため安全です。ただし、正確な数値を出すには、当てる角度を間違わないよう注意しなくてはいけません。
回転計に関するお問合せ