サーモグラフィーレンタル一覧 (比較表/特徴)

サーモグラフィーは、物体や生体の表面の温度を画像として表示する測定器です。発熱(新型インフルエンザ対策)、水漏れ、湿気探知、断熱不良、設備診断や、鉄鋼/化学プラントのような低温物と高温物が混在するような測定に利用します。建築物の断熱不良、水漏れなどをすばやく見つけ、警報表示できる熱画像カメラで、鮮明な赤外線画像と読みやすい温度値表示のタイプデジタルカメラのデザインで測定するサーモグラフィーもございます。
サーモグラフィーなら、多種多様にレンタル機材が揃う株式会社メジャーへ。全国対応および当日発送可能、最短では翌日から手軽に機材をご利用できます。機種のお問い合わせ、機材の使い方、機能や種類、価格など何でもご相談ください。また、お客様の機器のメンテナンス点検・校正サービスも行っております。
※サーモグラフィーのレンタル機材は12機種ございます。
サーモグラフィーの特徴
(詳細な情報は「機材の詳しい情報」ボタンを押下してご覧ください。)
No.1
|
赤外線サーモグラフィカメラ FLIR C2の特長 |
- ポケットサイズ!…コンパクト、かつ軽量な多機能赤外線サーモグラフィ FLIR C2は、ポケットにいれてどこへでも持ち運ぶことが可能です。目に見えない熱を視覚化することで、あらゆる現場で問題箇所を見つけます。
- LEDスポットライト付き!…内蔵のLEDスポットライトは、懐中電灯の代わりに、またカメラのフラッシュとして使用可能
- 広角レンズ!…建築物診断用に最適な広角レンズを採用
- 鮮明な画質を実現!…フリアーシステムズ独自のリアルタイム画像補正機能MSX(スーパーファインコントラスト)が、驚くほど鮮明な画質を実現
|
赤外線サーモグラフィカメラ FLIR C2の測定項目 | 温度測定 | メーカー:FLIR |
赤外線サーモグラフィカメラ FLIR C2の測定項目 | 温度測定 |
メーカー | FLIR ※機材の詳しい情報より 詳細情報をご覧下さい。 |
|
No.2
|
ハンドヘルドサーマルカメラ M200Aの特長 |
- 3.5インチ480×640のタッチスクリーン
- 256×192のメーカー独自開発赤外線検出器
- 25Hzフレームレート、49152測定ポイント
- 高感度検出器チップ
- 56°FOVとフォーカスフリー設計
- 2,000,000ピクセルの可視光
|
ハンドヘルドサーマルカメラ M200Aの測定項目 | 温度 | メーカー:iRay |
ハンドヘルドサーマルカメラ M200Aの測定項目 | 温度 |
メーカー | iRay ※機材の詳しい情報より 詳細情報をご覧下さい。 |
|
No.3
|
サーマルAIカメラ DS-K1TA70MI-Tの特長 |
- ・顔認証と同時に体表面温度を計測可能です。
- ・マスクをした状態でも認識が可能です。
- ・7-inch タッチスクリーンでタッチ操作可能です。
|
サーマルAIカメラ DS-K1TA70MI-Tの測定項目 | 体表面温度 | メーカー:NSS |
サーマルAIカメラ DS-K1TA70MI-Tの測定項目 | 体表面温度 |
メーカー | NSS ※機材の詳しい情報より 詳細情報をご覧下さい。 |
|
No.4
|
ユニット形 体表面温度チェッカ TP-U0260ETの特長 |
・3秒ですばやく体表面温度を測定
・スタンバイ、OK、NGランプを確認する簡単操作でセルフチェックが可能
・ふれずに測定できるので衛生的
・単体で運用が可能 |
ユニット形 体表面温度チェッカ TP-U0260ETの測定項目 | 体表面温度 | メーカー:チノー |
ユニット形 体表面温度チェッカ TP-U0260ETの測定項目 | 体表面温度 |
メーカー | チノー ※機材の詳しい情報より 詳細情報をご覧下さい。 |
|
No.5
|
赤外線 サーモグラフィー GTC-400Cの特長 |
1. 作業に応じて選択可能な4つの測定モード
2. ホットスポット、コールドスポットの表示
3. USBケーブルによりPC等へ転送可能
4. 防塵・防水性能
5. デュアルパワー対応
6. 3.5インチ大型カラー液晶ディスプレイ |
赤外線 サーモグラフィー GTC-400Cの測定項目 | 物体の表面温度 | メーカー:ボッシュ |
赤外線 サーモグラフィー GTC-400Cの測定項目 | 物体の表面温度 |
メーカー | ボッシュ ※機材の詳しい情報より 詳細情報をご覧下さい。 |
|
No.6
|
赤外線サーモグラフィ F50B-STDの特長 |
・多彩なスタイルに姿を変える「フリースタイル・サーモグラフィ」
・「見上げる」「見下ろす」「潜り込む」「取付ける」「中に入れる」自由なスタイルで撮影<
・初心者でも簡単に扱えるタッチ操作
・手袋をしても操作し易いハードキー
・耐熱環境温度性能70℃のカメラヘッド
・三脚や壁面への固定が可能 |
赤外線サーモグラフィ F50B-STDの測定項目 | 工場、プラント、研究、開発に | メーカー:日本アビオニクス |
赤外線サーモグラフィ F50B-STDの測定項目 | 工場、プラント、研究、開発に |
メーカー | 日本アビオニクス ※機材の詳しい情報より 詳細情報をご覧下さい。 |
|
No.7
|
赤外線サーモグラフィ F50A-STDの特長 |
・多彩なスタイルに姿を変える「フリースタイル・サーモグラフィ」
・「見上げる」「見下ろす」「潜り込む」「取付ける」「中に入れる」自由なスタイルで撮影<
・初心者でも簡単に扱えるタッチ操作
・手袋をしても操作し易いハードキー
・耐熱環境温度性能70℃のカメラヘッド
・三脚や壁面への固定が可能 |
赤外線サーモグラフィ F50A-STDの測定項目 | 工場、プラント、研究、開発に | メーカー:日本アビオニクス |
赤外線サーモグラフィ F50A-STDの測定項目 | 工場、プラント、研究、開発に |
メーカー | 日本アビオニクス ※機材の詳しい情報より 詳細情報をご覧下さい。 |
|
No.8
|
熱画像カメラ CPA-B0304の特長 |
・建築物の隠れた問題をすばやく発見!
・CPA-B0304は、建築物の断熱不良、水漏れなどをすばやく見つけ、警報表示し、問題回避に役立ちます。
また、取込んだ画像はmicro SDカードへの保存はもちろん、付属のソフトQuick Reportを使い、放射率など測定条件の変更や解析スポットの追加、断熱警報、露点警報の表示、レポート作成ができます。
・大きい明るいLCD 3.5形のLCD画面に鮮明な赤外線画像と読みやすい温度値表示。
・簡単操作 操作ボタンを分かりやすく表示
・ピクチャインピクチャ 指定した領域のみ熱画像で表示可能 |
熱画像カメラ CPA-B0304の測定項目 | ・水漏れ・湿気探知に!
・亀裂および断熱不良など建築物の診断に!
・発熱にも(新型インフルエンザ対策) | メーカー:チノー |
熱画像カメラ CPA-B0304の測定項目 | ・水漏れ・湿気探知に!
・亀裂および断熱不良など建築物の診断に!
・発熱にも(新型インフルエンザ対策) |
メーカー | チノー ※機材の詳しい情報より 詳細情報をご覧下さい。 |
|
No.9
|
携帯用小形熱画像カメラ CPA-E5の特長 |
広角レンズ標準搭載で広範囲の把握が可能
見やすい3形液晶
落としても壊れない耐衝撃性構造
解析ソフトFLIR Toolsを標準付属
小形・軽量 質量575gで手軽に持ち運びが可能
温度範囲: -20から250℃ 電気設備のメンテナンスなど使用可能
フォーカスフリー 簡単操作で誰でも同じ測定が可能
広角仕様: 45°×34° 広角仕様で全体が把握可能
耐衝撃性構造 2mの高さから落としても壊れない耐衝撃性構造を採用 |
携帯用小形熱画像カメラ CPA-E5の測定項目 | 熱画像 | メーカー:チノー |
携帯用小形熱画像カメラ CPA-E5の測定項目 | 熱画像 |
メーカー | チノー ※機材の詳しい情報より 詳細情報をご覧下さい。 |
|
No.10
|
携帯用小形熱画像カメラ CPA-0150Aの特長 |
・見やすい2.8形液晶画面。
・小形・軽量365gで簡単操作。
・miniSDカードに画像5000枚保存可能。
・解析ソフトFLIR Tools 標準付属。 |
携帯用小形熱画像カメラ CPA-0150Aの測定項目 | ・設備診断・建物診断入門に! | メーカー:チノー |
携帯用小形熱画像カメラ CPA-0150Aの測定項目 | ・設備診断・建物診断入門に! |
メーカー | チノー ※機材の詳しい情報より 詳細情報をご覧下さい。 |
|
No.11
|
サーモグラフィ Thermo Shot F30Wの特長 |
・コンパクトポケットサイズ
・超軽量 300g
・かんたん操作
・フォーカスフリー
・可視カメラ搭載
・解析が可能なJPEGデータに対応
・最短焦点距離 10cm
・単3形充電池を使用
・アクセサリーシューで機能拡張 |
サーモグラフィ Thermo Shot F30Wの測定項目 | ・温度測定
・発熱にも(新型インフルエンザ対策) | メーカー:NEC Avio赤外線テクノロジー |
サーモグラフィ Thermo Shot F30Wの測定項目 | ・温度測定
・発熱にも(新型インフルエンザ対策) |
メーカー | NEC Avio赤外線テクノロジー ※機材の詳しい情報より 詳細情報をご覧下さい。 |
|
No.12
|
熱画像カメラ CPA-0150Jの特長 |
・CPA-0150J/CPA-0170は、小形・軽量の本体に見やすい2.8形の液晶モニタを搭載した熱画像カメラです。
・見やすい2.8形液晶画面搭載
・小形・軽量で簡単操作
・画像はminiSDカードに5000枚を保存可能
・解析ソフトQuickReport標準付属
(※THI-501AJ i5j (FLIR)も同等の機種になります。) |
熱画像カメラ CPA-0150Jの測定項目 | 設備診断・建物診断入門に! | メーカー:チノー |
熱画像カメラ CPA-0150Jの測定項目 | 設備診断・建物診断入門に! |
メーカー | チノー ※機材の詳しい情報より 詳細情報をご覧下さい。 |
|
サーモグラフィーの測定に関するアドバイス
サーモグラフィーは赤外線を利用して温度を検知
ニュース番組などで温度を色で分けて表示している場面を見かけたことはありませんか。特にインフルエンザの季節に空港などで発熱した人を判断するために使用していますね。この色分けした表示を出力しているのが「サーモグラフィ」と言われている測定器です。サーモグラフィ―は「温度」を「色」で表現します。色で表現する仕組みは「赤外線」を利用しているからなのです。人の目で見えるのは「可視光線」ですが、赤外線は人の目では見えません。しかし発熱している物からは「赤外線エネルギー」が放射されているためサーモグラフィーは放射されている赤外線を受けて、サーモグラフィ―本体に内蔵されている「温度センサー」が熱量を感知して温度を色情報に変換して画面に表示します。赤外線は、その特性から「マイナス273度」以上の物質であれば赤外線エネルギーが放射されます。温度が上がれば、赤外線が強くなる性質があるため、この赤外線を受けてより細かくどの程度の温度なのか判別します。温度は目で見るだけでなく、記録としてカメラなどに残すことができす。
液体窒素がポイントとなる仕組みとは
サーモグラフィーのメカニズムの中で、外すことができないものは液体窒素です。サーモグラフィーの中には液体窒素が入っています。窒素は、限界まで冷却することで、本来は気体だったものが液体に変化します。これを液体窒素といいます。大体マイナス200度までに冷却すると液体に変化します。なぜ液体窒素が必要かというと、サーモグラフィーはいろいろな物体から放射される赤外線を受けます。いろいろな物体から赤外線が出ていますが、サーモグラフィ自体も赤外線を放射しているのです。ということは、物体とサーモグラフィーの赤外線が相殺されてしまって、正確な温度を計測できなくなる可能性が出てきます。そのため「液体窒素」を利用するのです。測定をする場合に勢いよく冷却をすると、機械から放射される赤外線の放射量が少なくなります。よって外部から入ってくる赤外線と相殺されることがなく、物質の温度を正しく測定できるようになるのです。常に冷やしながら温度測定する必要があります。しかし、近年では液体窒素を使うことなく正確に温度を測定できる小型のサーモグラフィ―が主流になっています。
サーモグラフィーはいろいろな場所で利用されています
サーモグラフィーを活かすと、簡単に温度が測定できます。さらに測りたい箇所だけでなく、広い範囲にわたって温度を測定することも可能になります。温度が測定できる測定器はいろいろありますが、サーモグラフィーは短時間の変化にも測定ができます。特に人間や動物など移動している状態の温度もリアルタイムで測定できます。このような特性を生かして、いろいろな場所でサーモグラフィーは利用されています。先ほど例にあげましたとおり、インフルエンザの該当者を見つけるために空港などで広範囲にわたり発熱している人を探し、ウイルスなどの侵入を防いだり、食中毒を監視するために食品を保存する温度などを管理します。そのほかにも、工場の機械類の状態を確認するために利用される場合もあります。たとえば大型のエンジンなどを使用した機械の場合、温度が高すぎて人間が近づけない場所でもサーモグラフィーを使えば、安全に温度を測定することができます。サーモグラフィ―はこのようにさまざまな場面で利用されています。
サーモグラフィーの主な用途
・建築およびエネルギー効率: 建物の断熱性能を評価し、エネルギー効率を向上させるために使用されます。サーモグラフィーは、断熱材の不良や断熱の不足、窓やドアの漏れ、屋根のダメージなどを識別します。
・電力および設備管理: サーモグラフィーは電力設備や機械の定期的な点検およびメンテナンスに使用されます。電線、配電盤、モーター、発電機などの機器の過熱や異常を検出し、故障の予防や修理をサポートします。
・産業プロセス制御: サーモグラフィーは、製造プロセスの監視に使用され、プロセスの温度分布をリアルタイムで表示し、製品品質を向上させます。例えば、溶接、鋳造、プラスチック成形などのプロセスで利用されます。
・電子機器および電子部品: 電子機器の過熱や故障箇所を特定するために、サーモグラフィーが使用されます。これにより、電子機器の信頼性を向上させ、火災のリスクを低減します。
・医療: 医療分野では、サーモグラフィーが熱画像を生成し、体表面の温度分布を観察します。これにより、体温の変化や血行異常を検出し、疾患の早期診断と治療に役立ちます。
・建設業: 建設プロジェクトにおいて、サーモグラフィーは建物の屋根や外壁、配管などの構造的な問題を特定し、建設品質を確保します。また、建設中にエネルギー効率を向上させるためにも使用されます。
・防災と救助: 災害発生時に、サーモグラフィーは生存者の捜索および救助に使用されます。熱画像を通じて、建物の倒壊箇所や人の位置を特定するのに役立ちます。
・農業: 農業業界では、サーモグラフィーが作物の健康状態をモニタリングし、病気やストレスに対処するために使用されます。また、灌漑管理や作物の収穫時期を決定する際にも役立ちます。
サーモグラフィーは、温度差を可視化し、異常を早期に検出するための貴重なツールです。そのため、多くの異なる産業や分野で広く使用され、品質管理、保守、安全性向上などに貢献しています。
サーモグラフィーに関するお問合せ